中学生の宅習の意義とやり方について
- 副塾長
- 3月15日
- 読了時間: 2分
1. 宅習の意義と目的
学習の習慣を身につけ、各個人の学力向上を目的とする。
2. よくない宅習のやり方
①キレイにまとめることが目的で、覚えることを目的としていない
宅習に時間だけかけて、学力が上がらない生徒がいる。特に、真面目な生徒に多く、色分けなど凝り、字も小さく書いている
②教科書の丸写しや既にできている計算の丸写しをしている
③生活態度が悪いなどを理由に、ペナルティーとして宅習を増やされる。
3. 原因
①学力を向上させるために、宅習は一つの手段であり目的ではないはずである。宅習が学校側が生徒を管理する手段となっている要素があり、いやいや感やただこなしているだけの生徒がいる。その結果、時間だけ使い脳みそを使っていない。
②人間には多様性があり、字の得意な人、計算の得意な人、機転の利く人、運動の得意な人などいて、その個々人の性格にあった勉強方法もある。宅習が合わない生徒もいる。特に字や図形の苦手な発達障害のある生徒には別の方法を考慮してあげる必要がある。
③学習教科によりノートの利用方法も違うはずである。国語は縦書きに漢字・書写・作文、社会は歴史などはメモリーツリーで自由に書いた方が効果的な場合もある。数学・理科は、計算・図形が大切であったり、英語はいかに脳に英単語を暗記させるかが重要になってくる。
④能力の高い生徒は、自分で工夫できるが、そうでない生徒は丁寧にノートの使い方を指導しないとできない。
4. 提案
①宅習のやり方を指導するか、宅習をなくす。
②百マス計算・漢字・英単語テストなど繰り返し学習は、脳トレーニングにはなくせないものはある。
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