伝説の塾生⑧「初の東大合格」
- 副塾長
- 3月30日
- 読了時間: 2分
萩塾の歴史は30年以上あるので
中には古き良きといいますか
おおらかな時代の象徴のような生徒が数人います。
(生徒、と書いていますが私にとっては先輩だったので
以下、先輩、とします)
萩塾で初の東大合格者の先輩です。
萩塾では
・東京大学 1/1
・京都大学 2/2
と難関大を受けた生徒は100%受かっています。
その流れを作ってくれたのが先輩でした。
と、言っても私は会ったことはありませんが、
塾長から伝承されるエピソードが私の人格形成に
少なからず影響し、ここまで根が心底前向きな性格になりました。
仲良しの友達と泊まりで遊びに行って
周りが遊んでいても一人勉強する。
でも、その場所で時間は共有する、バランス感覚とスイッチの切り替えの卓越した人でした。
高校3年生の10月の東大記述模試で物理が20点でも全く落ち込まず、
「本番で点数とれないとここでとれても意味ないですから」
と豪語し、本当に受かる。
恐らく、間違えていても、解法を見て
「こんなこと思いつくはずがない」
とならずに
「なんだ、そんなことか」
と理解できたからなのかな、と予想していますが、
それでも10月時点での模試に精神が左右されないようにできたのは
すごい精神力と意志の力です。
同級生も沢山連れてきて
高校三年生が多い年でした。
学年に一体感がでると全員の成績があがります。
他の人たちみんなが11時に帰っても
3時まで勉強することに決めているんで、
と夜中まで萩塾で勉強していたそうです。
その話を聞いていたらからこそ、
私も夜中3時まで勉強したり、
同級生と一緒に勉強してみんなで頑張ったり、
本番以外で点数がどうであろうと、へっちゃらでした。
受験は精神力が試されます。
やるべきことを淡々とやる。
やっていることの自省をして改善をして
また淡々とやる。
すぐには土台をしっかり築いているときほど芽はでません。
ただ、裾野が広くなければ高い山は築けず
土台が栄養豊富でないと芽はでず花は咲きません。
そういう流れが脈々と流れ続けるよう
精進していきます。
Comments