大学共通テスト・英語・リスニング対策
- 副塾長
- 3月7日
- 読了時間: 2分
執筆者:副塾長
英語のリスニングはまず日々のリスニング・シャドーイングによってトレーニングをし、地力をつける必要があるのですが、それだけではなく、何を意識したらいいのか、ということまで考えることができると(知っていると)、更に次のステージに進むことができます。
(得点の高い人は無意識にしろ、意識的にしろやっていることみたいです)
萩塾ではリスニング対策による長文読解能力の向上のトレーニング方法を確立しています。
下記以外にもリスニングの心得はあるので、気になる方は萩塾へご一報ください。
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〇心構え(意識)
細かく正しい訳をリスニングしながらする必要はなく、1文(ピリオドまで)ごとにざっくり大まかな意味を汲み取っていく緩やかさの方が大事。
〇理由
選択肢を選ぶ際、選択肢と全く同じ英語(英単語)が読まれることはないから。
意味として近しいもの(言い換えたもの)を選ぶことになる。
だからこそ、要約する力(大体こんなことを言ってるな、と捉える力)が必要になる。
(そもそも文章が長いので全てをきっちり覚えることは短期記憶の達人以外は不可能)
・抽象的具体例
なので答えを選ぶ感覚としては
「 」と言っていたから、それは①「 」′とも言えるから①だ
のように、あまり決まらない(とはいえ消去法的に他の選択肢に比べたらバシッと決まる)。
・具体的具体例
つまり答えを選ぶ感覚としては
「learn ~」と言っていたから、それは①「educational」′とも言えるから①だ
のようになる。
「learn学ぶ」ということは学習することができるということだから、それは別の側面から見ると、もしくは別の表現をすると「教育的である」とも言える。
【補足】
この文章の構造は
心構え :結論
理由 :結論の正誤判断の材料提供
抽象的具体例:例としての汎用性はこっちの方が大きく力が強い(理由の補強)
具体的具体例:抽象のみでは核心は得られないので、実例を提示して納得感を補強
そして、文章の基本構造として「抽象的具体例や具体的具体例」は筆者の主張としては重みは「結論と理由」よりは軽いので「〇と・」で差別化し、文字の大きさも1pt小さくしてある。
国語の文章で大意を掴む際はこのことが意識できると、ミスリーディングが減る。
※ただこの「補足」の考え方は二次試験的。共通テストでは傍線部の意味との合致度や細かい選択肢の正誤を意識する。文章の大意の優先度は低い。
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